演劇やコンサートを楽しめる施設も多くあります
愛知県の劇場・ホールは全国的にみても数が多く、舞台やミュージカル、コンサートなどを見に名古屋に行くという方も多いのではないでしょうか。 こちらでは名古屋市中区栄にある有名な劇場・ホールなどをご紹介します。
愛知芸術文化センター
ここはコンサートホール、小ホールなどがあるので催し物がよく開かれる文化施設となっており、また愛知県美術館も内包しているので連日賑わっています。遠方からはるばるやってこられる方もいますので、名古屋弁ではない言語が耳に入ってきても驚かないようにしましょう。特に美術館でビックリして大きな悲鳴をあげてしまっては周りに迷惑をかけてしまい、それを連続でやってしまうと職員につまみ出されることもあるかもしれません。美術館には日本国内の品だけではなく海外のもあるので、多くの文化を感じ取ることができると喜ばれています。その分マナーの悪いお客に対しては厳しくせざるをえないのでしょう。館内にはお食事できるレストランにコーヒーを味わえる喫茶店もありますので、美術品を愛でたあとに相方とそこで感想などを述べ合ったりおしゃべりをして締めくくるのもいいでしょう。ゴハン目的で愛知芸術文化センターへ行かれる、というのもありかもしれませんがあまり意味のない行為なので推奨はいたしません。
愛知県芸術劇場
これは愛知芸術文化センターに含まれる施設になり、実にさまざまな公演が良く行われているので愛知県内の方なら名前くらいは知っているのではないでしょうか。大ホールではミュージカルやオペラが上演されており、日本的なものでは歌舞伎なんかもここでやられています。客席も約2,500と、大曽根の方にある名古屋ドームには敵いませんがそこそこの規模であることは確かでしょう。次に大きなコンサートホールは客席が1,800と大ホールの7割ほどになりますが、クラシックの演奏会にピッタリの施設です。とにかく設備が充実していますので、オーケストラの演奏なんかですと県内ではここで聴くのが最も美しいと感じるでしょう。小ホールは客席330と一気に少なくなりますが、トークショーなどでそれなりに需要は高く決して年中閑古鳥が鳴いているようなことはありません。
中日劇場
ここは施設名からも察することができますが、中日新聞社の経営する劇場です。もっとわかりやすく説明すると中日ドラゴンズのオーナーである新聞社が所有する施設なので、中日ファンでなくても野球マニアなら一度は行ってみたい場所のひとつになるかもしれません。野球に興味が無くても中日新聞を購読している、もしくはこれから購読することを検討している人なら少しは興味がある施設でしょう。しかしガッカリさせてしまう話かもしれませんが、ここで上演される内容は野球と深い関わりを持っている、ということはないようです。そして新聞にもあまり関係がなく、ミュージカルや歌舞伎など他の劇場と大差のない内容が主なので、お客さんも普通の感じです。みんなが野球帽を被っている、という光景を期待していると「騙されたぜ!」と思うかもしれませんので一応言っておいた方がいいでしょう。ちなみに席数は約1,500です。